日々の心模様
移りゆく心の模様を書き留めるぺえじ。 人の心は混じり合って複雑に。 ――いつかあなたも交わるでしょう――
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ある日本人が牧場を売った悲惨話。
 
最近知り合いになったF氏から聞いた話。
彼にお会いした第一印象は、フィリピンに長年居住されこの国のことも知り尽くされており、英語も堪能で、何も問題がなく温和でやさしそうな人柄と、優しい笑顔が素敵な人という印象であった。
が、色いろなお話を聞くに従い、この国に来てからの大変なご苦労話に、この方にも乗り越えなければならなかった、数々の難関があつた事を思い知らされたのであった。
そのご苦労話の中での一つに牧場を経営された時の事があり、そんなものかと大変驚かされた話があった。
豚を沢山飼育されていたが時々数が合わなくなり、スタッフに問いただすと、知らないとか、どこかえ迷い出てしまったとか、病気で死んでしまったとか、挙句の果てモモ(フィリピンのお化け又は怪獣)に食われただとか言い出し誰一人本当のことを言わない。
どうしても納得が行かず陰ながら見張ること数週間、あるときゲートの前に2~3匹の豚が出ていて、おかしいと思い見張っていると何処からともなくトラックが来てその豚を持ち去った。
捕まえようとしたが自分ひとりではどうすることも出来ずどうして豚がこんな所にいたのか問いただすと豚が勝手に外え出たのだという。
しかし柵は壊れておらず人為的に出す他、出られるはずがなく、いなくなった豚の値段分のべナルティを課し、物見やぐらに望遠鏡付きライフルを据付けて見張ることにした。
かくして迷い豚の被害は無くなったが、又ある時豚小屋のそばで血痕の跡らしきものを見つけたのでその夜見張っていると、死んだ豚の体を解体し塀越しに誰かが放り投げている。
現場を押さえたF氏、怒り心頭で責任者を呼びこの事えの責任をどうするかの話をしたが!!盗人にも一部の利で彼は話しだした。
オーナ貴方はお金持ちです、でも私達には決められた給料しかなく女房に子だくさんでたいへんです。
どうしてもお金が必要です(全員の共同作業)と認めた。
だから私達は仕方なくほんの少々豚を分けてもらっているのです、聞けば聞くほど情け無くなり考えも無く1/3の値段で横流しをしている者達への怒りがこみ上げてきたがやさしくさとした。
豚の飼育にどれ程のお金が掛かるかを話をして聞かせ、君達の行いがどれ程私に損害を与えているかを話した。
すると彼は言った、では、私達が盗む分をお金でくださいと???。
F氏はこのとき傍と気付いたと言う、この労働者でこの仕事は到底無理だと!!
そしてこの牧場を売りに出した。
買い手はフィリピン人、値段交渉がまとまり牧場の荷物をまとめて、明け渡しの準備をし新しい買い手のマネイジヤーを受け入れ、従業員を残し家を移った。
(何せ商品は生き物で毎日の世話が必要な為)
銀行に土地建物を担保に融資を受け当方に支払う(銀行も了承済み)という条件の為。
支払いの段取りは万端整えたつもりで実行の日を向かえ銀行に取りに行くとなんと!!
支払いの段になり半分しか払えないと担当者が言う何故なら半額はすでに渡したと言うのだ。
あわてて牧場へ取りに行くと豚の姿も見当たらない、どうしたのかと聞けば皆売り払ったという。
愕然としたが後の祭り、権利書や売り渡し証書などは、銀行を信じてすでにサイン済み。
半額を受け取った時点で契約成立で後は裁判で戦うしか方法が無い。
弁護士を通じて残金の支払いを求めたが払う意思はあるとのコメントで毎月数千ペソの支払いのみで泣き寝入りしているとのことです。
この国の特性(フィリピン人寄り)の行政にベテランでも翻弄されている現実があることを改めて感じた。
この国では銀行もアテにはならない、全てに自己責任が付いて回る事、規範、規律など無いも同然。
この国では弁護士さえも当てにできないと、親しいフィリピン人は言う。
では何が信じられるのと聞いた、答えはファミリーだそうだ????? 






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。