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| 山越え 4−1) |
やはり、少し雲がかかってますね!!でも今回は、高度7500位での山越えで良いでしょう、とKさんの声が掛かる。 あいも、変らず、エンジンの快調な音と、快適な空の旅は続く、眼下に、山脈の頂上近くにある湖が、見えてきた イヤー美しい。 既に、水平飛行に入り、快調、快調、なんか少し眠たくなってきた、うとうとの状態で気分も良い。 しかし、突然前方に厚い雲の層、回避を試みるも、大きすぎて避けきれないと判断したKさんが、雲の中に入ります!!。 通り抜けるのに、そう時間はかからないと思います、高度を保ち、慌てないで冷静に行きましょうと声が掛かる。 緊張が走る、雲の中に入ったとたん、360度、何も見えない、雨が、突然フロントグラスをたたきつける!! ザーと音がする、エンジン音が少し変化し、翼も雨に洗われ、しづくが飛び跳ねる、気が気でない!!ゆれもつづく。 怖〜いと感じる!!機長のNSさんも、私の顔を振り返る、大丈夫と目で合図をくれているのであろう?? 機体がグワーングワーンと揺れる、精神的に生きた心地がしない、背筋がゾクゾク、体全体、カチカチに力が入る。 何分かかったのだろう? 解からないが 抜けた!!雲が徐々に薄れてゆく。 目の下一杯に、綿菓子のような雲の白い層、ふんわり浮いて美しい。 3人の顔が笑顔に戻る!!チョッと怖かったね、強がりが先行する私。 今回は、まだ揺れも、雨も、あまり多くは無かったが、雲の中は、危険が一杯ですので、なるべく避けた方が正解です!とKさんのお言葉。 もつと、揺れも、雨も、ひどい時を経験していますが、今日は少なくてよかったですね、とNSさん。 雲が薄れて、下のほうが見通せるようになってきた、陸地に続き、海の上を飛んでいる、海は青く光っている美しい光景だ。 目指すジョマリン島が見えてきた、グリーンの木々に囲まれた小さな島だ。 目印の赤い丸いテントが見えてきたタワーも見える、着陸態勢に入ったが、草地に囲まれどこがセンター?(滑走路の真ん中)か? わからない、草を食べている牛の姿も見える、障害物が無いか確認を行い、もう一度旋回し着陸へと体勢を立て直しトライ。 がたがたの滑走路を172は降りた、子供達が集まりだし、大人も混じって出迎えてくれた。 多分私達は、きっとここの人たちにとっては宇宙人に見えるのだろう、知らない言葉を話し毎月1度か2度、空の上から翼に乗って舞い降り、現れる、知らない異邦人、しかしそんな私達を笑顔で出迎えてくれる島民。 島に1軒しかないホテルに案内してくれた、赤い屋根の平屋建て普通の民家のようだが、1泊500ペソという後でシャワーを借りるという事で、早速、自然の残る、島の先端におよぎに出かけた。
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