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| 私の思い上がり |
日本では有り得ないことも、こと諸事事情の違う外国に行けば当たり前の事とわかったつもりで早15年、100回以上の渡比歴を持ちいまさら何いわんやの自信が有りました。 が!ところ変われば品変わるの古事曰く、少々意気消沈。 この国は少しのチップで何事も解決できてしまい、お金をかければある程度当方の思い道理になると確信していた。 でもちがっていた。 そこには企業というシステムが存在し、チップをかすめとる繋がりが有り横の連帯とテリトリーが有るのだ。 そんなことに気が付くのにあまり時間はかからなかった。 なぜなら現在ブラクリストのビルに電話もDSLも入っているからである。 そこでどうやって電話線を引いたのか聞いてみた。 答えは簡単。 このビルに電話の線を引ける電話の工事人がいるというのである。 それもれっきとしたPLDTの職員で彼に頼めばすぐに出来るというのだ。 すぐに電話をしたがつかまらず翌日になったが彼から電話があった。 しかしもうすでに申し込みを会社に出していて、あとはフォローアップしか出来ないと言うのだ。 「残念」彼のラインでは出来ないことを悟った。 でも何故そんな事が出来るのか不思議に思い調べることにした。 どうやら隣のビルの住所と回線を利用しそこから引っ張って来ているらしいことが解った。 それに、はたまた日ごろから不思議に思っていたことに付いても解かったことがある。 建物は6階建て3階から上は1フロアに4つのユニット4X4=16であるはずが電気のメーターが4つほど少ないのに全て電気がついているのである。 これは明らかに盗電である、メラルコ(電力会社)の集金人はいくらかのお金をもらい見逃しているらしい。 ではPLDTの請求書はというと、使用人がこのビルのX階X部屋に住んでいるのでそちらに請求書を送るように、となっているらしい。 正確には解からないが、どうやらこの不可解な現象が大筋で見えてきた。 これもフィリピンか…しょうがないな、と又考えさせられる一面である。 しかし正攻法を取った私の方は今日もDSLの入ったという連絡は来ない。
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