日々の心模様
移りゆく心の模様を書き留めるぺえじ。 人の心は混じり合って複雑に。 ――いつかあなたも交わるでしょう――
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フィリピイナのSOS
今月、田舎から連れてこられた女性が、沢山マニラやその周辺のゴゴバーや置屋その他男性たちへのサービスの為、新デビユウする。
12月と言う観光シーイズンにあわせ、今まで働いていた帰省組みのホステスに代わりクリスマス及び二ユーイヤーの補充要員として田舎から連れてこられたのである。
今まで都会を知らず、何か良いことでも有るかのように言われ、お金を稼ぎに見知らぬ土地にやつて来るのである。
大方の女達はどんな仕事かはうすうす知らされており無理やりこの仕事に付くと言うことではない。
しかし事は巧妙に仕組まれており、自然と彼女達に受け入れられるように誘導システムが出来あがつている。
何も知らない彼女達に待っている登竜門は水着をつけ楽しそうに踊るせんぱいたちの姿。
そこには田舎にないエネルギッシュな魅惑的に見える光景がある。
暑い昼間はクウラーの効いた部屋、喩え狭く雑魚寝と言えども田舎の日陰で寝ているよりは快適。
そして有り余る彼女達のパワーは夜のデスコタイムに踊りとして爆発する。
強烈なビート、最新の音楽、振舞われるお酒の酔い、お客くとの歓談などでの心地よさは、水着の恥ずかしさや羞恥心を麻痺させる。
周りの女達の姿も同じなので、この仕事が異質な仕事である事をも、麻痺させる効果がある。
1日夜働いても何もなければ支払われる日当は100ペソあまり、何もしないでいるよりはクウラーの効いたお店で楽しく踊る方がよいと想ってしまう。
又お店で繰り広げられる愛想劇は、ロマンチックにも、お金にもなる。
貴方もいい人を早く見つけなさい、リクエストされお酒を飲めば、お金にもなる。
もしバーファインされれば、大きなお金にもなり、気に入られれば外人との結婚もあるかもしれない?
まことしやかにシンデレラドリームが語りつがれる。
いつしか彼女達のモラルも偏見も大きな欲望の渦の中に引き込まれる。
そして18歳~25歳くらいまでの青春が一部の金持ち利権者や買春の男達の欲望の渦の中でもみくちゃにされるのである。
一方そんな思惑が有るともつゆ知らず、与えられた環境の中で彼女達は懸命に働くのである。
そんな生活をリタイアした女性と話しする機会があり彼女は振り返り楽しかった青春は全てあのクラブの中にあると言う。
今は年を取り道端で観光客の前に手を出し、小金を恵んでもらう生活だが、今だ、昔男性にもてた時代が忘れられずにいるとのこと。
無知ゆえ搾取され、それでもその世界しか知らないで、忘れられない良かった時の思い出をもつ人たちがまだまだ多い。
まだチャンスがあるかもしれない?それが此処の場所から離れられないでいる理由で、あるのだそうだ。
私がここバリバゴに居住している間にもフィリピイナの巻き込まれた悲惨な事件の現実に遭遇した。
私の借りているアパートの近くにある外人向けのホテルで起こった。
あるフリーのピックアップガールとドイツ人の間で起こった、詳細は後で聞いたので少々誇張もあるかもしれないがガードマンからの話では、首胴腕足のばらばら死体がホテルのシャワールームで見つかり警察がこの部屋を借りているドイツ人を逮捕したのだと言う。
何故そんな事にと言うと、ガードマンはどうも支払いのお金のトラブルでついカーとして男が、この犯行に及んだのではないかと言う。
トラブルの金額はと聞くと1000ペソと言うのだ。(約2000円強)
こんな値段で命を落とす愛憎劇がつい先日も他のホテルでも、起きているとも言っていた。
本当に命が安い、この仕事に就くフィリピイナの命は、とんでもないリスクの上に成り立っている事が理解出来る。
今日も、何も知らない少女達の夜はきらびやかなネオンと強烈なビートの音楽に乗って始まって行く。
踊りながら、飲みながら男と女の愛欲と下心が交差しながらバリバゴの夜は更けていくのである。
でも私には、このネオンがここで働くフィリピイナ達のSOSに見えてしかたがないのは何故だろう。



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