日々の心模様
移りゆく心の模様を書き留めるぺえじ。 人の心は混じり合って複雑に。 ――いつかあなたも交わるでしょう――
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飛び込んできた青年
今日もお客様にたくさんご来店していただき忙しく仕事をこなしている最中、一人の日本人の青年が顔をだし、すみませんと言うとキッチンに飛び込んで来た。
何に事が、起こったのかわからず、私はフライパンの手を止め応対に出た、何か苦情でも言われるのかな?と思い、つい、すみませんスタッフに粗相がありましたか?どうかしましたか?と聞いてみた。
いえ違います、実は、と言う話が始まったが、まだオーダーがこなしきれて居ないので一段楽するまで少し待って、と言ってテイブルに座らせ仕事に戻った。
そしてウエイトレスに仕事の最中は、お客様には、どうしてもの用事がなければ、まってもらうようにしなさいと注意をし、オーダーを終え一段落したのでウエイトレスにどうしてキッチンにまで連れてきたか?を尋ねた。
飛び込んできた青年は、スタッフに私は、ここのマスターを良く知っていて友人であると告げ、急用があり今ここにマスターはいるか?
と聞き、話がしたいと言ったらしく、多分ウェイトレスはイマジェンシー(緊急)の用事と思いキッチンにまで案内したと言うのである。
ともあれ、オダーを終わらせ、その席に着いて話を聴いてみた。
彼の言うことには、となりのイカルス(ゴーゴバー)で6日間の約束でバーファインをして女の子を連れ出したのだが、三日目に怒って帰ってしまったと言うのである。
私は、前後の事情が解からないので、いつ何処でどうしたか?何故喧嘩になったのか?その原因やら、どうしたいのかを尋ねた。
彼の言うことでは、ボラカイに6日間の予定で遊びで連れて行き、どうも3日目にホテルで金銭のことでトラぶり、帰る帰らないで喧嘩になり、女はそのままホテルから姿を消したというのだ。
今日このバリバゴに帰ってきたので、文句(コンプレイン)を言う為、如何すれば良いかを訊ねに来たらしい。
なぜなら、隣同士で商売をしているので、気心も通じており、話しやすいのではないか?との思いがあったのだろう。
確かに今、となり(イカルス)のマネィジャーらしきマレイシヤ人がお客さんと食事をしに来ている。
では早速と言うことで、私のつたない英語で事情を説明して、では、どのように解決をする!ということになり、直接女の子のマネージャーであるママさんと話してくれと言われた。
早速彼は、直接ママと話すため、当店に来ていたマネージャと一緒に、イカルスに行き交渉をします、ありがとうと言い残し出て行ったが、隣のマネージャーだけが戻り、食事を済ませて帰った後も、まだ戻らないので私も心配になり、となりの店に見に行った。
店内では、永遠と交渉が続いていたが拉致が開かない。
彼の主張は6日の約束で3日で帰ってしまった事の責任をどうする、3日分のバーファイン料金を返せと言うものであった。
金が返せないなら、今日から3日間、女をホテルに連れて帰ると言うのだが、女は拒絶した。
この人はいやな客だ、悪い男だと背中を向けこちらを見向きもしない。
いらだつ彼は、では、ツ-リストポリスに行き店を訴えると言うのだが、そんなことをしても無駄だと思う私は、彼の手を引き店に戻り何か良い案はないかと店に来ていた、ベテランのAさんに相談した。
Aさんは青年を呼び前に座らせ諦めた方がよいと説得を始めた、内容は元々この商売は違法であるので、ここの警察と店は強いコネクションがあり、取り合ってはくれない、金を取り返すどころか、因縁をつけられむしろ警官に賄賂を要求されるだけでどうしょうも無い!!と説明する。
今後バーファインなどは、6日間分も先に払わないことが良いことだと話し、店には1日だけの支払いをし、後は女と交渉をして直接金を渡す方法が一番良いと話されていた。
私はなるほどナーと聞いていたが、彼は納得が行かずもう一度と言い、イカルスに交渉に行った。
しかし結果は、やはり堂々巡りで暗礁に乗り上げた為、青年は1時間後に、うなだれて戻ってきた。
確かに交渉相手は、したたかで簡単には金は出さないし、日本人は英語がうまくないと高をくくっている。
帰った女本人が店にいて、3日で帰った事を認めており、バーファインを6日分払ったことも店が認めているとしたら、どうにかできないだろうかと考えている其の時、丁度良いタイミングで英語のうまいKさんが入って来た、ことの次第を話し、英語で交渉をお願いしたら快く引き受けてくれた。
彼も時々英語の出来ない日本人がバカにされ、煮え湯を飲まされている光景に出あってはいるが、あまり係わりあいたくないので黙ってはいるが、今回マスターの頼みでは断れないと、この青年と再度交渉に行ってくれた。
Kさんの英語は本当にうまい、1時間後2人は彼女の交通費を引かれたぐらいで3日分のバーファイン料金を取り返してきた。
時間がかかったが、相手をあまり追い込まない形で交渉を成し遂げ、お金を取り返したという。
あまり追い込んで、きつい交渉をすると仕返しが怖いし、後で何されるかわからないから交通費とチップを置いてきたと笑っていた。
さすがに交渉力がある。
青年の表情にも少し緩みが見えて良かった、きっと金銭的にも無理をしてここにきているのだろう、今後は気をつけて遊びましょう。
フィリピン人のポン引きや警察に行かず、当店へ飛び込んできたのが不幸中の幸いで良かったが、知人友人でなくとも同胞には、出来るだけの事はするつもりなので、忙しい時にウソや無理を言わず、手の空くまで待って相談してください。
いつも解決に至るとは限りませんが、料金はかかりません。
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