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| フィリピン航空運輸局の検査(ATO) |
朝の6時5分前、眠い目をこすりながら約束のダオのバスターミナル前にあるジョリビーに着いた。 案の定、未だスタッフのRは来ていない、仕方なく朝食とコーラをたのみ彼の到着を待った。 6時15分彼は、もう一人の生徒という若いフィリピン人の男を伴い現れた。 モーニングと言いながら自分の朝食を頼んでいる、これもフィリピン流と諦め付き合うことにしたが到着時間が気になってしょうがない。 マニラまでバスで約2時間半9時にATOに入るはずである。 もう一人の彼は私と同じようなエンビロップを抱えているのできっと彼も始めての挑戦かと思い聞いてみた。 いえこれで4度目です、なかなかOKがもらえずに今日ももう一度検査に行くとの事、これは厳しいに違いないと気を引き締めた。 チェックの厳しい入り口を入るとそこは病院のようだ、白衣を着た人たちが忙しく動き回る。 そうなんですここは、パイロットの検診や適性を検査するATOの病院部門なのです。 まず受付、必要事項を記入することと順番待ち、ひっきりなしにいろんな国の言葉が飛び交い、色いろなカントリーからこのフィリピンにパイロット免許を取りにやってくるとの話を聴いた。 今一番多いのはインド人です、との事で、こんなに多くの人が申し込みや適性検査を受けに来ているのだと始めて知り改めて感心した。 45分位待った後名前を呼ばれ、ECGとX−トレイを提出し色いろな検査をして廻った。 尿検査、歯の検査、血圧、動脈硬化、心臓その他の臓器、そして目の検査へと進む。 視力、色モウ検査いよいよ動態視力の検査か暗い部屋に通され機械を覗き答えを書けと言う紙を渡され緊張したが、聞いていた様な問題ではなく、ただ単に柄の付いた物が右か左かを単純に書くのみ、RーライトLーレフトUーアップDーダウンと見たままを答えるだけで終ってしまった。 私は心配になりこれで終わりですか?と聞いてみたYES,ザッッオール!!の返事 心配するのがバカみたいに全ての検査が終わり、最初の受付ホールに戻ると、ECGのドクターの所に行って下さいと声が掛かる。 心電図はドクターの診断書をつけて提出済みで問題がないといわれていますが? いやもう一度ドクター検査が必要です、拒否するならOKは出ませんいいですか? 一体どうしたのか問題でも見つかったのだろうか? 恐る恐る言われたドクターの部屋を訪ねると、色いろな質問攻めに有った。 ようは貴方の年でどうしてパイロット免許がいるのか?年が年なので飛行機のストレスに耐えられるかを質問されているのである。 最後にこれはプライベート問診と、診断ですので別料金になりますといわれた。 450ペソを支払いもう一度ドクターに聞いた、ECGは診断書を沿え事前に渡してありますが?それでは駄目でしょうか? いや悪くは無いですが、年齢が高くなるにつけ疾患のある人がお金で診断書をごまかす事例が増えているので、ここの病院で厳しくチェツクするのです、ですからECGは心電図の表のみ持ち込めばよいのです診断はこちらで行います。 貴方の様に50歳代の人は定期検査で1年ずつの再検診が必要で60歳代は6ヶ月毎の検診が必要ですとの返事であった。 それならそうとオムニの人は前もって生徒に教えてほしい、知らないが故に800ペソも損をしてしまった。 やはり聞く側がもっと注意をしないと、お金がもったいないと感じたが、何せ相手が英語なので聞き漏らすこともずいぶんあるなーと思う。 しかしATOの検査では、事なきを終え一安心と胸を撫で下ろした。 案ずるより生むがやすしの諺どうりということもあるのですね、第一難関突破!!うれしい!!
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