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| 学科のスタート |
今日は始めての学科の授業パワーオブプラントつまり飛行機のエンジンについてである。 闘志と意気込みを持ってやって来たのは良かったが、周りは外人と、フィリピン人ばかりで、あいさっも英語。 少し腰が引けたが、此処は異国の土地フィリピン!!!しょうがないと諦め、私も強気に出て私もグットモーニングと余裕のありそうな態度で、返す。 内心は、びくびくなるべく声お掛けられないように端っこに腰掛けて授業開始を待つ。 やって来たのは、前回お世話になったキャプテン、ジョセフである。 年のころなら30歳前半で体格は私に劣らず下腹が出て小太りなのだが、顔は目鼻立ちがはっきりとしたハンサムでエリートを感じる態度と声の持ち主である。 これも後で聞いた話だがオーストラリアで飛行の研修を積んだベテラン組みで、頭の良い秀才であるそうだ。 グットモーニングの挨拶に続き、新しいクラスメイトとしてミスターSさんと紹介され、笑顔でハローマイネームIS0000、ナイスTOミチュユウとつたない英語で挨拶をし他の2人と握手をする。 もう生きた心地もしない、心配と不安でいっぱい。 これからの授業が、解かるものかどうかとても不安であるが、ともかく学科の授業が始まり、エンジンの構造についてである。 飛行機の、構造、翼の位置、プロペラ、胴体、尾翼説明は順調に進むが英語なので今一良く解からない。 ただエンジン部分は車の免許をとるときの説明に似ているが、セスナのエンジンは車のエンジンと言うよりオートバイのエンジン部分に似ているとの感想を持った。 空冷エンジンの4気筒が少し間隔をあけて水平に並んでいるようなスタイルでこの程度のパワーでだいじょぶかな? なんて素人ながら考えさせられるエンジンであった。 でも現実に飛んでいる、これからお世話になるエンジンさんです、でも気になることも聞いた、それは、ここのセスナはずいぶん年代ものである? というのでどれぐらい前に作られたセスナですか?と聞いたら、一番新しい物でも15年くらい 現役で飛んでいるのだそうです!!。 しっかりとした整備をすれば、どんなに古い飛行機も飛びます、あたり前か、と意味不明な考えまで飛び出す。 今は授業中と自分を戒め、黒板とインストラクターを見つめるのだが、理解の出来ない英語が子守歌のように聞こえ眠気が襲ってくる。 突然ジョセフからアーユーオーライと声が掛かる。 アイムオッケイ、どうも目をつむってしまったみたい!!もう数十年も講義など受けた事がない!! ものすごく恥ずかしい思いをしたが、ジョセフも気づいて休憩にしてくれた。 これがあと29時間もつづくのかと思うと気が遠くなる思いで第一日目を終えた。
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